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もう『のら猫』と呼ばないで!

地域猫活動のきっかけ

『みみこ』との出会いは2008年秋


私たち夫婦が福岡県に移り住み大野城市のアパートに引っ越してきて約半年がたったころです
私が仕事からの帰りに偶然会ったその猫ちゃんはとても野良猫とは思えませんでした
まだ子供でしたがとても美人さんでした

ある日その猫ちゃんにご飯をあげている餌やりさんに会い野良猫であることを知りました
その後、仕事帰りに時々会うその猫ちゃんに『みみこ』と名前を勝手につけて
おやつをあげていたのです

『みみこ』妊娠そして出産
そして出会いから半年が過ぎたころ『みみこ』が妊娠していることに気がつきました!
(まだ子供だと思っていたのに・・・)
みるみるお腹は大きくなって2009年4月に子猫を6匹生みました
(とある家の屋根裏で生んだそうです)

それから約2ヵ月後『みみこ』といっしょに餌やりさんからご飯をもらっている仔猫たち
に初めて会ったのです
仔猫たちはすでにカリカリのご飯を食べるようになっていましたが、まだ『みみこ』の
おっぱいをねだって飲んでいました
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シャム系が3匹 三毛が2匹 サビが1匹 その中に牡猫はシャム系の1匹のみでした
近くの空き家を拠点とし『みみこファミリー』は生活をしていました
このころから私は定期的に猫たちにご飯をあげるようになりました

私は里親を募集しようとインターネットで調べて掲載してもらえるよう何件か連絡をしてみた
のですが、保護をしていない野良猫の里親募集はできないという返事が返ってきました
アパートはペット禁止なので仔猫とはいえ6匹も保護することは無理でした

私はこの仔たちの里親を希望してくれる方が現れることを願い、仔猫の体を拭きブラシをかけたり、耳掃除をしたり、のみとり粉をつけたり・・・といつでもきれいに見えるようにしていました
また、必要以上に人間におびえないように猫じゃらしで遊んだりも・・・

そして通りがかりの方に里親のお願いをしたりしましたが「かわいいね~」と言ってはくれても、里親となっていただくことはできませんでした
そうこうしている間仔猫たちはスクスク成長して行きました

『みみこ』再び妊娠!そして出産
2009年夏も終わったころまさか!と思いました
だってまだ『みみこ』のおっぱいは出ていたし出産して4ヶ月なのに・・・
私は猫が年に2.3回も出産をすることを知らなかったのです
避妊手術の必要性は感じていましたがまさかこんなに早く妊娠するなんて!
自分の飼い猫ではないけれどとても責任を感じました

そして横に大きく膨らんだ『みみこ』のお腹は10月に入った頃ペッタンコに
「生まれた」
仔猫たちのすがたを見ることはできませんでしたが『みみこ』のおっぱいの様子で仔猫たちの存在を感じていました

仔猫がいなくなった!
ところが出産から数週間程たった頃『みみこ』のおっぱいに異変が!
パンパンに張ったおっぱいは熱を持ちお乳が溢れていました
私は「仔猫がいなくなった」と直感しました

それから毎晩「ごめんね ごめんね 守ってあげられなくて」と泣きながら『みみこ』のおっぱいを冷やしてあげました
私がもっと早く行動を起こしていれば不幸な命は生まれずに済んだのです
せめて残された猫たちは守らなくては・・・
そう思いそれから間もなく『みみこ』の避妊手術をし地域猫としてご近所の方にみとめてもらおうと私は活動を始めました
ちょうどその頃『ねこともの会』の存在を知り会員となりました

『不幸な命が生まれませんように』
そして猫たちが
『野良猫という代名詞で呼ばれることがなくなりますように』
そう願って私は地域猫活動をして行こうと思います
by myu-cat | 2010-02-12 13:35 | 地域猫紹介
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のら猫から地域猫となった7匹の親子『みみこファミリー』について綴ります

by myu-cat
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