もう『のら猫』と呼ばないで!

カリフォルニアSPCAを訪ねて

先週からカリフォルニアに行っており更新が遅れ申し訳ありませんでした


主人の出張ついでに私もついて行くことになったのですが、ロスに3日滞在した後サンフランシスコ近郊に私の古くからの友人がいるため飛行機で移動

そして必ず訪れたいと思っていた『SPCA(動物虐待防止協会)と呼ばれる組織』が運営するアダプションセンターへ(譲渡センター)連れて行ってもらいました
(SPCAは先進国アメリカ・カナダ・フランス・イギリス・オーストラリアなどにあたりまえのように存在している100%寄付で設立され運営されている施設)


それは静かな牧場の中に建てられているような感じで存在していました
外からみても立派な建物で廻りもきれいにメンテナンスされていました
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受付を通って中に入ると!なんとも素敵
廊下はまるで美術館のよう
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そしてそこには沢山の部屋が存在していました
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その部屋の中にはのんびりと生活する猫の姿がありました
(広く割り振られた各部屋の中には3~4匹の猫が生活しています)
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ここで生活する猫たちはすべて新しい飼い主様が現れるのを待っているのです
(飼い主があらわれないからといって処分されることはありません)
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部屋のガラスには猫の性別や特徴・性格・健康状態などが書かれた紙が貼られていました
オレンジの紙は病気やケガをした経歴をもつ猫ということでした
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対応してくれた方は毎週末ボランティアでここにくるそうです
(とっても美人で主人はとてもうれしそうでした)
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希望される方と面談し、その仔とコミュニケーション(触ったり遊んだり)できる部屋もあります
(すみません画像を撮り忘れていました)

館内には医療設備もあり、週2回獣医師がおとずれ保護されている動物たちの健康チェックや予防注射そして避妊・去勢手術などもおこなうのです
(他のSPCAでは常時医師がいるところもあります)
一般の人も申し込みがあれば利用可だそうです
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動物との共生を子供たちや希望者に学習させる教育設備もあります
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ぬいぐるみを使って実習させたりビデオなどを見せたりもするのだそうです
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廊下の掲示板には一般の方の『譲渡先を探しています』『行方不明となった犬・猫を探してください』などのチラシが貼られていました
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中には「懸賞金を支払います」というのもありました
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施設の運営資金に役立てるためTシャツなどの販売をおこない協力を呼び掛けていました
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ほんとにすばらしい施設でした
なんといっても100%募金から成り立っているということに・・・
ただ、資金さえあればいいというものではなく、ボランティア団体、動物病院、一般企業との協力、そして命の大切さを伝える学校教育や一般市民への働きかけ、法律の整備などが同時に進んで行かなければ成り立たちません。
日本でこういった施設が各地に存在し、そして民間の意識に定着するまでの道のりは・・・


こちらのボランティアの方は「アメリカでも『NO-KILL(殺処分ゼロ)』となるのにはまだまだ厳しい状況です。この施設にこれた猫たちは幸せでしょう。もっともっと沢山の命を救いたい。少しでも私のしていることが動物たちの役に立つのであれば・・・」と少し辛そうに話してくれました。

実際、この施設のとなりにはシェルターと呼ばれるもっと大きな建物がたっており、そこは日本の愛護センターのようなもので譲渡も行っていますが、安楽死であるものの殺処分も行われているのです
私は・・・とてもそこを訪問する気にはなれませんでした


アメリカでは犬や猫を飼いたい人はこういった施設または各地で開催される譲渡会で譲り受けるというのが当たり前に民間に定着しています。
ペットショップ
めぐりの様子です
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私が行った、アメリカ大手のペットショップチェーン『PETCO』では毎週末必ず
犬・または猫の譲渡会が行われています
この日は民間のボランティア団体がスペースを借りて猫の譲渡会を行っていました
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アメリカのほとんどのペットショップでは犬や猫を販売していません
これもno-killへの取り組みなのでしょう
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この猫たちはすべて事故や病気、虐待などにより体や心に傷を負った経験のある猫ばかりでした。
殺処分対象となっていた猫たちをボランティアの方たちが引き取ったそうです。
日本では敬遠されがちですが、そういった猫でも普通に貰われていくのです。
シャム系のおとなしいこの猫ちゃんは眼球が片方ありませんでした。
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こちらのペットショップでは犬の譲渡会が行われていました
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たくさんの親子が犬を見に来ていました
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この女の子は「毎週ここに来ていろんな犬に会えるのが楽しみ」と言っていました
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ペットショップには必ず募金箱がおかれています
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こんなユニークな募金箱もありました
犬の口の部分からコインをいれるとクルクル チャリン!とお腹の中に入ります
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お店の人は「ムシャムシャと札を食べるのをつくるともっと募金が増えるのにね」とジョークを言っていました

ブログではなかなか伝えきれない事も沢山ありますが、今回のアメリカは大変充実していました。
(・・年前に行った時はワイナリーで大酔っぱらいしたことと、フィッシャーマンズワーフのクラムチャウダーが美味かったことくらいしか覚えていませんでしたが・・・)


日本に帰ってきて、「私にはいったい何ができるのだろう」
などと考えましたが、『今、私にできること』をするしかありません

残酷な『殺処分』
人間の身勝手で動物の命を奪うことはあってはなりません
『殺処分ゼロ』にするには不幸な命を増やさない=不妊・去勢の徹底


猫たちが『野良猫』と代名詞で呼ばれるのではなく、名前で呼ばれる世の中になります様に・・・
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by myu-cat | 2011-02-20 15:15 | ねこともの会
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のら猫から地域猫となった7匹の親子『みみこファミリー』について綴ります
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